1. HOME
  2. ブログ
  3. 四半的の起こり

四半的の起こり

飫肥城

四半的弓道(しはんまときゅうどう)とは

宮崎県日南・飫肥地方に450年余り前から伝わるミニ弓道です。
ここ40年程の間に、中・高齢者向けのだれでも簡単にできるミニ弓道として、県内はもとより熊本、鹿児島、東京都府中市、国立市等全国各地に広まり、簡単に取り組める生涯スポーツとして愛好者が増えております。

4間半(8m20cm)の距離で、4尺5寸(約1m60cm)の弓と矢を使い、4寸5分(約13cm)の的を射って当たりを競います。全ての長さが4.5なので四半的と呼ばれています。
矢は1本づつ10射して3回、30射の当たり本数で競い、個人戦・団体戦(1チーム5名以内)があります。長い矢と、短い弓、座って射つのが大きな特徴で、弓の強さもだれでも引ける、約4kg(引き尺60cm)位のグラスファイバー・カーボン製を使用します。男女の別なく、自分の体力にあった弓具で、一人でも何人でも、いつでもどこでも、的に向かい、正しい姿勢と、平常心を養うことにより、精神と身体とを共に練り上げ、沈着に熟慮する心と、強固な決断力を養います。又、同年代の人たちとの競射は、心のふれあいを密にしています。

練習場としては、各地区の体育館、公民館、ビニールハウス、家庭の廊下など、場所を問いません。
宮崎、熊本県は、各市町村持ち回りの公式大会が、年間50回程行われており、毎日曜日・祝日・祭日には、県内外から多数の参加者が集い、ふれあいの場としても、充実した四半的弓道生活を過ごしておられます。

四半的
弓を引く場合、弓の弦を大弓のように耳の後まで引くのでなく、アーチェリーのようにあごまで引いてきます。叉、弦を引っ張るのでなく、人をつねるように筈をつまんで引きます。
当たりを競うアーチェリーのような競技です。まっすぐ引いて、的に向かって素直に矢を離す。

個々の弓の強さに対して矢が硬いと、的の右側に矢が飛んでいきます。柔らかいと左に飛んでいきます。射手の体にあった弓道具を使われないと、当たらなくなり、面白くなくなって長続きしません。道具に自分を合わせるのでなく、射手の体格に合った道具で楽しむということが大事です。又、小さな女の方、大きな男の方が同じ弓と矢でいいということもありません。

弓をひねることなく、まっすぐに押して、的の中心を矢尻でねらい、的の中心と矢尻を合わせ、つまみを緩めることで矢が飛んでいきます。弓道具に自分を合わせるのでなく、自分にあった弓道具を選んでください。正しい射ち方と弓道具は、四半的発祥の地宮崎からお届けします。

整理

宮崎県・熊本県・府中市四半的弓道連盟では、四半的弓道の全国普及を目指しております。
弓の経験者(大弓・洋弓)の方は、特に簡単で親しみやすいと思いますので、ぜひマスターされて各地域の普及にご活躍ください。

関連記事